第49回大阪弁護士会大運動会開催!!

2023.09.20

心地よい秋晴れ、、というには暑すぎる9月17日の日曜日、万博記念公園東の広場にて開催された大阪弁護士会大運動会に参加して参りました!残暑が厳しいざんしょ!

暑くはありましたが、青空が眩しく自然の中で出店やキッチンカーも出て、一日気持ちよく過ごすことができました。これも運営に関わられた実行委員の方々のおかげさまです。感謝でございます。

我らが中嶋幹事長は朝9時から会場入りして本部正面の一番観覧しやすいテントを法友倶楽部陣営として確保してくださいました。おかげで皆動きやすく、また観覧しやすくて助かりました。

プログラムは、①ビッグジャンケンサイコロ、②アスレチック大作戦!!、③フルーツシュート、④大玉ころがし、⑤各派対抗合体チクワマン(大阪弁護士会会長杯)、お昼休みを挟んで、⑥各派対抗綱引き(大運動会実行委員長杯)、⑦量ってナンボ!、⑧ダービーくん(大阪高等検察庁検事長杯)、⑨玉入れさせない競争、⑩各派対抗リレー(大阪高等裁判所長官杯)、お楽しみ抽選会となっておりました。

私は最近めっきり何を考えているのかわからなくなってきた愛息子(中2)を連れて参加させていただきましたが、息子もいろんな競技に出られて楽しんでいました。

川本副会長もお子様連れで来ておられましたが、やはりレジャーがてらご家族連れで参加される方が多く、賑やかでした。

以下、当日の様子をレポートさせていただきます。

①ビッグジャンケンサイコロ

恒例のラジオ体操の後の種目です。

壇上の運営側がじゃんけんのグー・チョキ・パーの描かれたサイコロを転がし、参加者は勝てる目を予測してグー・チョキ・パーのエリアに移動します(一瞬、いや人間がじゃんけんだしたらいいじゃんけ!と思ったのですが、否、運営側が実際にじゃんけんしないで運否天賦のサイコロをふることにより心理戦を排除するのがこの競技のキモですね!)。残った者勝ちです。これで参加者の胸に星でもついていれば「カイジ」のレスポワールさながらの光景ですね。司会の利根川、、いや下埜正太さんが軽快に進行します。

私は早々に負けてしまいましたが、息子がラスト8人ほどに残っていました。でも、残った人同士のじゃんけんで負けて賞品をもらえないで帰ってきました。残念やったなあと声をかけ、よくよく聞いてみると、子どもに賞品を譲るためにわざと後出しで負けようとしていたとのこと。なかなかのジェントルマンぶりにお父ちゃん感動しましたわ。

⑤各派対抗合体チクワマン(大阪弁護士会会長杯)

これからすり身にされてチクワにされるとも知らず、、にこやかなメンバー(嘘)

午前中最後の種目、各派対抗なので俄然力が入ります。でもあんまりノリでアゲちゃうと、磯辺揚げになっちゃうぞ!

トラックを4分割し、8人の走者がリレー形式で走るのですが、バトン代わりにタイヤ状の道具を頭からかぶって走ります。タイヤはどんどん増えていき、最終的にはランナーは4つのタイヤをかぶって走るという(完全形態となってはじめてチクワっぽく見えます。いや、むしろタイヤなのでミシュランっぽく見えます。)、見た目のコミカルさに比して受け渡しもランもなかなか過酷なレースです。しかも身を粉にして走ったというのに、最後にはチクワにされてしまうのですから、ああ無情。

法友も健闘しましたが、残念ながら6位に終わりました。

参加者の皆さん、慣れない競技、お疲れ様でした。一緒に競技に参加して、竹輪の友になれましたかね!?

一生懸命なのに和みます。なんか王将アイスみたい!
見よ!アンカーを務める幹事長の強く着実なストライドを!

⑥各派対抗綱引き(大運動会実行委員長杯)

こちらも体力勝負のイベント。女性もしくは子ども5名、男性10名の15名1チームで臨みます。法友は、一回戦、役員も入っている当日参加チームを撃破し、ベスト4まで残りましたが、健闘虚しく3位決定戦で負けちゃいました。これじゃ賞品もらえないじゃないのよ!おかげでもう脚パンパンだよ!

そういえば、他会派のちょっとグリップのよさそうな軍手に負けたとか、財力に負けたとか、心無いことをいう人もいました。私もそう思います。来年はいい軍手買ってよね、お父さん。

重量軍団の健闘むなしく、、

村岡さんの趣味による綱引きコレクション

⑧ダービーくん(大阪高等検察庁検事長杯)

連戦による疲労の色を隠せないメンバー

またまた各派対抗種目!そそるぜ、これは、、

競技名は、ダービーくん。はらたいらさんに何点入れようかな、のやつではなく、競走馬を育成するゲームでもありません。馬の顔のついた柔らかいポールに2人1組でまたがって走るリレー競技です。二人三脚的なやつです。

ここで法友が勝負に出ます。疲れて不機嫌になってきた中嶋幹事長が動きます。

各派対抗リレーに参加するメンバーを休ませるため、常幹メンバーが出動!美しい自己犠牲の精神です。馬脚をあらわすどころか、獅子奮迅の活躍を見せます。

すみません、順位は覚えてません、息子によれば4位くらいとのことです。

痛みに耐えてよくがんばりました!

アンカーは山本会員、清水会員。なんか楽しそう。

⑩各派対抗リレー(大阪高等裁判所長官杯)

いよいよオーラス、各派対抗リレーです。法友会員の期待を一心に背負い、優勝を目指します。

従来、弁護士会の各会派が午前中に争って三回派選抜し、午後に裁判所チーム、検察庁チームを加えた三庁対抗リレーとして実施されてきましたが、はらたいら改革、もとい働き方改革の影響でピーッ(自粛)庁が参加しないため、午前中の会派選抜リレーは行わず、7会派プラス裁判所Aと裁判所Bの2チームの計9チームで行う一発勝負となりました。

なお、第一走者は、45才以上の男性もしくは女性、という縛りがあり、この枠は例年次年度役員候補者が務めることになっています。普段走り慣れていない中年にとって、転倒と隣り合わせの大変危険なレースとなります。記憶力の衰えてきた私の脳裏にもあの方とかあの方とかが転んでいた姿が焼き付いています。

今年度はお前が出よ、とは誰にも言われなかったわけですが、勝手に意気に感じて出走を決意し、若手中心のリレーメンバーのLINEグループに入れてもらいました。田中会員から、走行会と壮行会をしようという、厚かましい、いやありがたいお誘いがあり、一週間ほど前、中之島公園の芝生で集まってトレーニングを行ったわけでございます。一緒に練習してみて、とにかく若手メンバーの速さを実感。そしていいヤツが多い。このメンバーを負けさせるわけにはいかない。私の責任が急激に重くなったのであります。

それから一週間、走り方を変え、速くなるトレーニングをたまにやって(2回くらいですけど)、本番に臨んだのであります。

今回、いつもより出走チームが多いことから、バトンパスが密集した状態になると失速しますし、最悪、転倒や接触がおこるリスクが高まりますから、楽な状態でバトンが渡せる状態、そう、第一走者の私が一位でバトンを繋ぎ、あとは走力でねじ伏せる、これに尽きます。

しかし、他会派の第一走者のプロファイリングをしていくと、スポーツ歴からして明らかにポテンシャルは私より上の方ばかり。不安は高まる一方です。

リレーメンバー(出走順)
①辻村、②仁田、③金、④田中(章)、⑤増田、⑥青木(佑)、⑦菱田、⑧町野、2023年時点での最強メンバーと言っていいでしょう!

そうこういうてる間にスタートの時間が迫ります。顔見知りの一水会陣営からの野次には目もくれず、(くじがわりのトランプで9を引いたため)大外でスタートの砲を待ちます。

たかが50mされど50m、スタートしてみると、身体が思うように動かず、同志会に先行されてしまいました。いや、おそらくその方、普通に私よりトップスピードが速いのでしょう。

中盤から終盤なのに2位!やばい!

蓮舫が言うように2位でもいいけど1位でないとなんか盛り上がりに欠けるので、最後まで頑張って、地面を蹴って蹴って、、すると、少し先行していたトップの脚がもつれて転倒。お気の毒ですが、棚ぼたで法友がトップでバトンパス。とりあえず役割は果たしました。あとは託します。

第二走者の仁田会員。ジュニアの会計幹事。女性会員で安定の二走を任せられるお方です。大外からカーブを直線的に攻め、一気に前に出ます。走りの立ち上がりがよく、走り方も美しく、脚の回転が明らかに速い。かっこいい。

第三走者は金選手。理論派かつ肉体派。私に走り方を教えてくれるコーチ。そしてめちゃくちゃ私をいびってくるんだ彼は。そんなことはさておき、仁田会員からバトンを受け、次に姿が見えた時には後続を4分の1周くらい空けてました。力強い蹴り足、初速も速いよ。

第四走者は、田中章弘会員。この人も結構何回も出てます。今回、リレーメンバーをうまくまとめてくれました。結構走り込んで身体も締まってきており、元来の脚の速さを取り戻しつつあります。ご家族の前で快速を飛ばしてリードをキープ、バトンを繋ぎます。

そして第五走者は、陸上部出身の増田会員。長年、法友のリレーの最高戦力として活躍してくれていますが、ほんとにフォームが綺麗でトップスピードに乗るとすごい。一緒のチームでこんなに心強い選手はいません。

第六走者は、青木佑馬会員。運動会実行委員としてもリレーメンバーとしてもマインド面で特に貢献度が高い選手。高身長を活かして大きな一歩で後続を突き放していきます。

第七走者は、菱田会員。サッカー部にも所属するナイスガイ塩顔イケメンだ。練習でも気づいたのですが、菱田会員も相当速い。ここからは一周まわるため体力的にきついところですが、ガンガン飛ばし、アンカーへのバトンパス段階ではあらかた半周の差がついてました。

第八走者は、ジュニア部代表、我らが町野会員。ここ数年は、リレーアンカーを献身的に務めてくれています。去年はアンカーで三人くらい抜いてますし、間違いなく速い選手です。気持ちよくトラックを周り、一位でテープを切りました。

第一走者からアンカーまで一度もトップを譲らない完全優勝!

あらためてリレーチームの底力、この日にかける気持ちの強さに感動いたしました。一緒に走るとこんなに楽しいものだとは、、ええ経験をさせてもらいました。

表彰式では、功労者でありジュニア代表である町野会員に大阪地裁所長代行からの優勝杯の受け取りをしてもらいました。私はこの時間を利用して大爆笑スピーチを頭の中で組み上げます(結果、パラパラの笑いでした)。

どんなもんじゃい
テント前でも記念撮影

興奮さめやらぬままリレーメンバーで讃えあい、お楽しみ抽選会へ。

村岡会員の息子さんが上位の賞を当て、任天堂Switchをゲットしてました!当たるようにイメージしてたらほんとに名前を呼ばれたのでびっくりでした。おめでとうございます!

長々とレポートをしてきました。

昨年は雨で午前中で終了となりましたが、今年は良すぎるほどの天気の中で開催され、2014年と2019年と同様、リレー優勝となりましたので気分上々です(10年で三回は結構すごい)。ミヒマルGTです。

日焼けと筋肉痛は必至ですが、楽しい一日となりました。関係者の皆さん、参加いただいた法友倶楽部の会員やご家族、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

勝手を言いますが、来年はリレー2連覇は当然のこと、各派対抗種目全部優勝をかっさらってください。

文責:辻村幸宏

2連覇よろしくね!ぼくは出ません!