#46 紀中ひまわり基金法律事務所に行ってきました

2025.01.30
どうも、副会長辻村です。

1月25日、近弁連のイベントで、修習予定者数名とともに紀中ひまわり基金法律事務所へのバスツアーに参加して参りました。

1月末あたりから土曜日に結構予定が入ります。困ったものです。

ただ、このイベントはなかなか面白く、修習予定者5名も参加し、淡路島のひまわり基金法律事務所の所長の星野先生(近く同じ場所で自分の事務所を開設予定でひまわり基金法律事務所を卒業)ともお知り合いになれましたし、紀中ひまわり基金法律事務所の島田先生(40期。元裁判官→弁護士になり堺で開業)のお話も非常に面白く、いい経験になりました。

島田先生は、裁判官時代に裁判官が他職経験で弁護士になることを発案した人らしく、島田先生の構想では、弁護士過疎地域のようなところに裁判官が代わる代わる赴任するようなことをイメージしていたそうですが、今は都市部の大事務所ばかりで運用されていることを残念がっておられました。裁判官時代からそのようなことを考えていたのに、堺で顧問先中心に事務所運営をしていると、ふと、星雲の志といいますか、日弁連のひまわり基金法律事務所のサイトが目に入ってしまい、年齢制限があることから、思い切って応募したのだそうです。2年の赴任期間がきたら堺に戻るつもりだそうですが、お父さんの出身である名寄(北海道)も選択肢としては考えたようです(ところがすでに赴任者がないことで閉鎖になったそうです。残念です。)。

十分な法曹経験を積んでから心機一転の行動、地域に溶け込むバイタリティーと、、島田先生が非常に魅力的で、私も弁護士版Dr.コトーのような生き方もしてみたいなあという思いは実はあり、キャリアパスとして面白そうだと思いました。経済的な援助もあるようなので、若手の先生で思い切って、というのも全然ありだと思いまいた。2年行って武者修行して、自分の値打ちを上げてどこかへ、というのも面白いですね。地域の自治体や各種団体からも重宝されたりもするようですよ。なお、近畿地方のひまわり基金法律事務所は、あわじと紀中のみでしたが、もう紀中のみになりますね。興味ある方はこちらを要チェックや。

ではでは。
御坊の駅からすぐ。紀中ひまわり基金法律事務所です。