#38 日弁連総会に行ってきました。

2024.12.08
副会長辻村です。

早いものでもう12月です。気がつけば1ヶ月更新をサボっています。
年度当初は100件を目指していましたが、全然ダメですね。
皆さんに必要な情報をお届けできるよう頑張ります。
また、やり残しのないように執行部も頑張ります。

11月22日和歌山近弁連大会には法友から多数お越しいただきありがとうございました。
その興奮冷めやらぬまま、12月6日、日弁連定期総会に現地参加して参りました。

大阪弁護士会の会員からの委任状に基づいて、賛成、反対、棄権、一任の票を行使するのですが、前回同様、私は議案ごとに異なる構成の票を行使するため、議案が変わると会場から外に出て票の書き換えというのを事務局にしてもらい、また戻る、ということを繰り返しておりました。もうお手のものでございますよ。

今回、東弁の中でのトラブルが日弁連総会でも火を吹いたらしく、議長選任や、議案の質問において参加会員から東弁理事者に対する名誉毀損ともとれる発言があり、ちょっと驚きましたが、それ以外は建設的な質疑と意見がなされ、16時20分ころには議事も終了しました。

刑事弁護関係の特別会費月額1300円の三年延長
法律援助関係の特別会費800円の三年延長
小規模単位会への助成に関する規程の改正
等々が議案でしたが、議案書には特別会費のシュミレーションや、直近数年間の新規登録弁護士ゼロワン問題についての資料など充実していますので、ぜひ目を通し、今後のためにも保管をしていただければと思います。
大阪は財務委員会の指摘もあり、シュミレーションがおかしいのではないかということで賛成意見を出さず、「その他」の意見を提出していたのですが、過去の提案のシュミレーションの整合性についての資料が加わるなど、問題提起の効果があったのかも、と勝手に思っています。

総会終了後、大砂副会長に誘われて、日弁連の副会長のお部屋させていただきました。
道中、エレベーターで渕上会長と岡田事務総長と一緒になりました。お偉方ですが、非常にフランクに接してくださいました。
日弁連役員室は、職員さん含めて明るい雰囲気で、事務局スペースにリーガリューを飾ってくださっていました。
クリスマス仕様のキャラたち
また、役員室内に、先日、第28回日本ミステリー文学大賞新人賞を獲った伊藤信吾副会長もおられましたので一緒に写真を撮らせていただきました。
左から、松井、清水、辻村、大砂会長、大江、伊藤日弁連副会長

その後、(日弁連総会で会員から名誉毀損発言をされてさぞ辛い思いをしておられるのではないかと勝手に案じて)東弁役員室に表敬訪問をさせていただき、上田会長、福崎副会長、二瓶副会長にご対応いただきました。
大阪弁護士会と東京弁護士会は何かと役員交流の機会があり、単位会同士一番ちかしい関係にあり、交流機会を楽しませていただいています。 上田会長とは、今年3月、8月、10月と3回お会いした程度の関係ですが、「辻ちゃん!」と親しく呼びかけてくださいますので、私も敬愛しており、上田一派の足軽として、上田会長をお守りしようと心に誓っております。

さて、アホなことだけではなく情報収集もしています。

11月から施行となったフリーランス法の対応の件です(後手後手になってしまい、大変申し訳ありません。)。
私の担当の刑事弁護の関係で、要通訳事件の国選弁護人が依頼する通訳人についての支払いが60日以内になされない問題で、東弁はどうしておられるのか、実情をお聞きしてきました。
各地でなぜ問題になっていないのかも調べていかなければなりません。そして、何か手を打たないと担い手がなくなってしまいますので立替制度検討中です。
詳しくはまた別記事で。

ではでは。

(追伸)
川本さんのお声かけで、5のつく会、先週やっていただきました。
桂先生(35)、塩田先生&魚住先生(45)、川本先生(55)、門林先生(65)、星野先生(75)と、40年差のある先輩後輩との交流となり、非常に楽しかったです。
またやりましょう!